採用活動においては、学歴や性別、年齢などで合否を決めてはいけないというルールがありますが、お気づきの方も多いと思いますが、学歴フィルターは存在します。
私が就職活動をしている際に、このような出来事が事実としてありました。
私は名古屋大学大学院をいちおう出ておりますので、おそらくは学歴フィルターにはそれほど引っかかるほうではないと思います。
さて、私がとある企業(さすがに企業名は紹介できませんが、知らない人のほうが少ない超大手です)の説明会にWeb上から応募しようとしたときのことです。
せっかくなので、私の友人も誘って参加することにしました。
その友人は、某地方国立大学の学部生です。
説明会予約時刻と同時にログインし、私たちは説明会を予約することにしました。
「よかった、満席になる前に予約できたか」
私は無事に予約ができ、友人に聞いてみたところ、残念ながら全日程が満席だったそうです。
「一足遅かったね。。。それならば俺もキャンセルしようかな。」
そして私がキャンセルしたときに、学歴フィルターの生々しい光景を目の当たりにしました。
私「おい、俺キャンセルしたけど、全日程で参加可能みたいだよ?」
友人「は?俺は全部満席なんだけど?ページ更新してみて?」
私「いや、更新したんだけど、余裕で参加できるんだけども。。。」
友人「うそだろ?一回俺のアカウントで確認してみてくれない?」
私「・・・本当だ。満席だ。マジか。。。」
なるほど、これが学歴フィルターかと。
とある企業では、地方国立大学生でも予約開始時に全員弾く設定になっており、その後は不明だが、もしかしたら席が埋まらなかった場合のみ開放していたのかもしれない。
中途採用に数多く携わっていると、学歴とか関係ないなと思いますが、少なくとも新卒採用ではこれが現状です。
数万人のエントリーシートを読む人事はまずいません。
ではどこを見るのか。学歴しか判断できないでしょう。
学歴なんて関係ない、優秀な人はどこにでも多くいるのは紛れもない事実ですが、残念ながらそこは見てくれない企業もあることも事実です。
本当は、高校の先生がここまで教えて欲しいものです。
なぜ勉強するのか、それはあなたたちの夢の選択肢が広がるからです。と。
入った大学の名前だけで、夢が叶わない、そんな世の中おかしいですが、私の力ではなんとも変えられません。
でも大丈夫、新卒の時に届かなかった企業に、中途採用であれば入ることが可能です。もし学歴フィルターに引っかかってしまったのであれば、それはあなたの能力が否定されたわけではありません。それは潔く世の中のせいにしましょう。
しかしながら、中途採用であれば、学歴を見る企業は戦略系コンサルティングファームを除き一気に少なくなります。あなたの本当の実力で勝負する時が来ます。
とある大手IT企業は、基本的に早慶旧帝大をボリュームゾーンとして、最低ラインをMARCHに設けていますが、中途採用からであればそれ以外の大学出身者も多数います。
とあるIT系コンサルティングファームでも、新卒では同様のフィルターをかけていますが、私からの内定者で専門学校卒からコンサルになった方もいます。
だから、どうしても行きたかった企業に新卒で行けなかったからと諦めないで、腐らないで今の仕事、新卒で入る会社で結果を出しましょう。
中途採用は、「努力が報われる」と言えるからです。
今からでも遅くありません、まだ夢を追い続けていきませんか。
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